機内で騒いで降ろされた男、議会乱入が発覚して逮捕 米

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ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港から飛び立つ航空機/Saul Loeb/AFP/Getty Images

ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港から飛び立つ航空機/Saul Loeb/AFP/Getty Images

(CNN) 米首都ワシントンの空港を離陸する前の機内で、トランプ前大統領の選挙スローガンを叫び続けたために降ろされた男が、連邦議会議事堂への乱入事件に参加していたと判明して逮捕、起訴された。乱入現場の動画を見た空港警察の警官が特定した。

法廷文書によると、ジョン・ロロス被告は今月8日午後、ワシントンの空港でデルタ航空機に搭乗した後、客室内で絶え間なく「トランプ2020」と叫び続けた。

滑走路に向かっていた同機はゲートに引き返し、ロロス被告はいったん降ろされた。デルタ航空が別の便を取ったため、被告はゲートでその便を待った。

この様子を見ていた警官が約45分後、インスタグラムでたまたま乱入事件の動画を見ていると、議事堂のドアから出てくる男の姿が見えた。

男はゲートにいた被告と同じ顔で、同じTシャツを着ていた。警官は別件で空港に出動していた議会警察のチームに連絡。同チームが被告を逮捕した。

動画の男は、星条旗とともにトランプ陣営のスローガンが書かれた赤い旗を掲げていたが、逮捕時にこれも被告の持ち物の中にあることが分かったという。

ロロス被告は議事堂への不法侵入などの罪で、連邦裁判所に起訴された。

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