アジア系女性6人が犠牲になった連続銃撃事件、全米のアジア系住民に衝撃
全米アジア太平洋米国人女性フォーラムは、「ジョージア州でアジア系女性6人を含む8人の命を奪った暴力に、私たちは戦慄(せんりつ)し、打ちのめされている。私たちは犠牲者の遺族とともに追悼する。アジア系米国人に対する暴力がエスカレートする中で、私たちはおびえ、全米の会員の身の安全を懸念し続ける」との談話を発表した。
米イリノイ州の大学に通うエスター・キムさんは、両親が住むジョージア州に帰省することに初めて恐怖を感じたと話す。「銃撃の犠牲者は私の母の年齢にとても近い。私の母も、犠牲者と同じ韓国系なので、あまりに現実的だった」
イリノイ州のウィートン・カレッジ職員で韓国系米国人のレイモンド・チャン氏は、17日に開いた追悼集会で、同校の学生が犠牲になっていたかもしれないと考えると涙が止まらなかったといい、「アトランタで殺害された女性が韓国系だったという事実につながりを感じて、本当に心が痛んだ」と話した。