米NY州知事、娯楽用マリフアナ合法化の法案に署名
(CNN) 米ニューヨーク州のクオモ知事は3月31日、21歳以上に対して娯楽用マリフアナ(大麻)を合法化する法案に署名した。これより前、州の上下両院で法案が通過していた。
上院では賛成40、反対23だった。その後、下院に送られ、下院では賛成100、反対49で通過した。
新法の下で合法となる行動によって有罪となったマリフアナに関する罪状は破棄される。
クオモ知事は同日、声明で、ニューヨーク州にとって歴史的な日だと述べた。
法案によって、製造業者や販売業者は免許制となる。
21歳以上の成人は許可を受けた販売店でマリフアナを購入できるようになる。所持できる量はマリフアナが最大3オンス(約85グラム)で濃縮したタイプは24グラム。販売開始から1年半後には、1世帯あたり成長したものは最大6つ、成長前のものは6つ自宅で栽培できる。
クオモ知事のオフィスは先に、成人が利用するマリフアナの業界がニューヨーク州で発展すれば、3万~6万人の雇用創出につながる可能性があり、税収は年間3億5000万ドル(約380億円)に上るとの見通しを示していた。