17歳アジア系少女の殺人事件、憎悪犯罪として捜査 米コロラド州
(CNN) 米コロラド州で2017年、17歳のアジア系米国人少女が自宅で殺害された事件をめぐり、連邦捜査局(FBI)が現在、ヘイトクライム(憎悪犯罪)として捜査を進めていることが分かった。
FBIによると、マギー・ロングさんの遺体は、コロラド州ベイリーにある住宅で火災が発生した際、駆け付けた当局者によって発見された。通報によれば、この住宅の内部にいた人物が被害を及ぼしたといい、少なくとも男1人が建物の中にいたという。
FBIは、現場での捜査により、火災が発生する前にロングさんと加害者の間でもみ合いが起きたことが分かったとしている。
また容疑者らはベレッタ社製の拳銃やカラシニコフ銃「AK47」型のライフル銃、さらに銃弾2000発などを奪った。
エルパソ郡検視官事務所は17年12月1日、ロングさんの死は殺人によるものと判断。捜査官はロングさんが焼死したと断定した。
FBIデンバー支部は、今回の事件で、どのような形の偏見が捜査対象となっているかを明かしていない。