「娘が不治の病」と偽って寄付募った疑い 母親を起訴

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娘とチャリティー・イベントに参加したリンゼー・アビュール被告=2月/Julie Vennitti Botos/Canton Repository/USA TODAY NETWORK

娘とチャリティー・イベントに参加したリンゼー・アビュール被告=2月/Julie Vennitti Botos/Canton Repository/USA TODAY NETWORK

(CNN) 娘が不治の病で死にかけているとうそをつき、資金調達サイト「ゴーファンドミー」で寄付を募っていたとして、米オハイオ州の母親が起訴された。

リンゼー・アビュール被告は14日、児童虐待などの罪で地元の家庭裁判所に起訴された。

ゴーファンドミーによれば、被告が娘の病気のためと称して立ち上げた募金はすでに削除され、4000ドル(約44万円)あまりが返金された。

起訴状によると、捜査当局者は娘と面接した結果、病気であることを示す医療上の証拠はないと断定した。

同被告はこの3年間、娘に「自分自身の死とどう向き合うか」を教えるカウンセリングを受けさせていた。産休に入る担当カウンセラーに、復帰する頃に娘は「生きていないかもしれない」とも話していた。

警察の追及に対し、「わざとではなかった」と答えたという。娘はその後、郡当局の保護下に置かれた。

被告は娘の父親と離婚している。父親は調べに対し、医療上の判断に口を出すことは被告に拒まれていたと話した。

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