17歳アジア系少女の殺人事件、憎悪犯罪として捜査 米コロラド州
FBIは、人物もしくは財産に対する、宗教および身体的障害、民族や出自、性的指向、性別や性自認への加害者の偏見によって、全面的もしくは部分的に動機付けられた犯罪をヘイトクライムと定義している。
CNN提携局のテレビ局KUSAが報じたところによると、被害者女性の姉妹は当初ヘイトクライムとして捜査されることに驚いたものの、マギーさんの身に起きたことや暴力の性質を考えるとその種の暴力も検討が必要になると言及。「この犯罪はアジア系米国人女性に対して向けられたもの」と主張した。
捜査に当たっているパーク郡保安官事務所のトム・マグロウ氏は、対応中の事件をヘイトクライムとして扱うことにより、予算などのリソースを拡充する権限が認められると話している。
同氏によると、容疑者は現時点で不明。FBIやロングさん家族は逮捕や有罪に結び付く情報に7万5000ドルの懸賞金を設けている。