スーパー店内でマスクめぐる争い 店員が銃撃され死亡、2人負傷 米ジョージア州
(CNN) 米ジョージア州アトランタ郊外のスーパーマーケットで14日、マスク絡みの争いを発端とする銃撃事件があり、同店の従業員1人が死亡、保安官代理を含む2人が負傷した。同州デカルブ郡保安官が発表した。
事件はアトランタ都市圏ディケーターのショッピングセンターにあるビッグベア・スーパーマーケットで発生。同店に入店した容疑者が、マスク着用をめぐってレジ係の女性と言い争いになり、この女性を銃撃して死亡させた。
保安官は口論の内容に関する詳細は明らかにしなかったが、マスクをめぐる争いだったと説明している。
同店で警備に当たっていた予備保安官代理は容疑者に向けて発砲し、容疑者も撃ち返して2人とも負傷、近くの病院に運ばれた。
保安官によると、負傷したのは保安官代理として30年の経歴をもつベテランで、引退後は予備の部隊に加わっていた。容体は安定しているという。
事件についてはジョージア州捜査局とデカルブ郡が捜査を続けている。