米国人、日々の暮らしや政治展望に満足感 最近の世論調査で
ニュースサイトのアクシオスと調査会社イプソスが継続的に実施してきた調査でも5月以降、過去1週間で自身の情緒が改善したという人の割合が悪化した人を毎回上回っている。質問が設定された昨年3月から今年4月までは毎回、悪化したという人のほうが多かった。
個人の暮らしだけでなく、政治への評価も改善している。公共ラジオNPRと公共放送PBSの番組「ニュースアワー」、マリスト大学が先週実施した調査では、米国が良い方向へ進んでいると答えた人が47%と、オバマ政権1年目の2009年以来で最も高かった。今回、悪い方向と答えた人は49%だった。
トランプ前政権が発足した17年の6月にマリストが実施した調査では、61%が悪い方へ向かうとの見方を示していた。
各種調査の平均でも、米国が良い方へ向かっているという意見が43%を占めたこの割合は昨年の同時期にはわずか22%、17年には34%にとどまっていた。