6歳女児が撃たれ死亡、走行中の車から 米首都ワシントン
(CNN) 米首都ワシントンの路上で16日深夜、何者かが走行中の車から発砲し、撃たれた6歳の女児が死亡、成人5人が負傷した。
警察が公開したビデオには、市南東部の交差点を通過する車から数回にわたって銃が発射された場面が映っている。
女児は搬送先の病院で死亡が確認された。さらに男性3人、女性2人が撃たれて負傷したが、警察の発表によると命に別条はない。
警察責任者は17日の記者会見で、容疑者に関する情報の提供者に6万ドル(約660万円)の賞金を出すと述べた。
ワシントンのバウザー市長は17日のツイートで「無情で残酷」な犯行を非難し、銃による暴力を決して容認しないと改めて強調した。
米NPO「ガン・バイオレンス・アーカイブ(GVA)」によると、米国内では今年、すでに361件の銃乱射事件が発生した。CNNは、銃撃犯を除いて4人以上が撃たれた事件を銃乱射と定義している。
各州で新型コロナウイルス感染対策の行動制限が緩和され、夏休みの外出も増えるなかで、都市部を中心に銃撃、殺人事件が急増している。