バイデン大統領、在アフガン米軍の駐留延長を初めて示唆 米市民の退避確保で
ただ、今月末を超えて米軍部隊の駐留を延長させる可能性は、米国が主導して進める、戦争中に米国に協力したアフガニスタンの人々の退避にまで適用されることを必ずしも意味しない。
バイデン氏は、同国から出国しようとしているアフガニスタン人協力者とその家族は5万人~6万5000人と米国側が推定していることを明らかにし、8月31日の期限を前にアフガニスタンから彼らを出国させるため、さらなるペースで退避を進展させていく必要があると述べた。
もし協力者ら全員が退避できない場合、米軍部隊をとどまらせるかどうかを問われたバイデン氏は、「全員を出国させることに責任がある。実際に我々も、退避しなければならない人々も全員退去できる。われわれはそれに向けて進んでいるし、そうなると思う」と述べた。