ルイ・ヴィトン店舗で1千万円超の商品強奪、14人押し入る 米
(CNN) 米イリノイ州シカゴ郊外にある仏高級ブランド「ルイ・ヴィトン」の店舗に少なくとも14人が押し入り、10万ドル(約1100万円)相当以上の商品を持ち去る事件があった。同州オークブルック警察の話としてCNN提携局WLS―TVが伝えた。
警察の話としてWLSが伝えたところによると、事件はオークブルックのショッピングセンター内にあるルイ・ヴィトンの店舗で17日に発生。店内に乱入した集団が、ごみ袋を取り出すと商品を次々に詰め込んだ。WLSが入手した防犯カメラの映像には、覆面姿の集団がハンドバッグなどの商品をつかみ取り、店内にいた客たちが逃げまどう姿が映っている。
捜査当局は強盗集団が現場からの逃走に使った車3台に関する情報を入手し、容疑者の特定を急いでいる。
同州では10月にもシカゴ郊外のノースブルックでルイ・ヴィトンの店舗に8人が押し入って6万6000ドル相当の商品を強奪する事件が発生。11月1日にはマスクと手袋をした男少なくとも13人が同じルイ・ヴィトンの店舗に侵入し、10万ドル相当の商品を盗み出していた。
ノースブルックからオークブルックまでは約50キロ。「関連があるのかどうかはまだ分からない。だが間違いなく似ている」と警察は話している。
また、カリフォルニア州サンフランシスコでも19日夜、ルイ・ヴィトンの店舗で強盗事件が発生。20日夜にはサンフランシスコ東部のウォルナットクリークにある高級百貨店ノードストロームに約80人が押し入り、少なくとも10台の車で逃走した。この事件では容疑者3人が逮捕されている。