パイプライン破裂、ディーゼル燃料30万ガロン超流出 米ニューオーリンズ近郊
(CNN) 米ルイジアナ州ニューオーリンズ郊外でパイプラインが破裂して低硫黄ディーゼル燃料30万ガロン(約113万リットル)以上が流出する事故があり、大規模な除去作業が進められている。
米連邦パイプライン・危険物安全管理局(PHMSA)によると、ニューオーリンズ郊外のセントバーナードにあるシャルメット精製所で12月27日、ディーゼルパイプラインが破裂した。
パイプラインを運営するコリンズ・パイプライン社は、圧力計や流量計で流出を示す数値が観測されたことを受けて同日午前、問題のパイプラインを停止させ、同日中に目視で破裂を確認。この破裂によってセントバーナードの堤防壁付近で低硫黄ディーゼル燃料が流出した。
同社は当初、8400~1万2600ガロンの燃料が流出したと報告していたが、同月28日の推定では流出量は30万ガロンを超えた。
コリンズの親会社PBFエナジーはCNNに寄せた声明の中で、これまでに現場やパイプラインから32万ガロン以上のディーゼル燃料を回収し、精製所でリサイクルしたと説明している。