生後半年の乳児が流れ弾に当たり死亡 米アトランタ
(CNN) 米南部ジョージア州アトランタ市内で24日、銃を持った2人が撃ち合いになり、生後6カ月の乳児が流れ弾に当たって死亡した。
警察発表によると、銃撃は同日午後2時40分ごろ、アトランタ中心街の西方約7キロに位置するコンビニエンスストアで起きた。2人が撃ち合いを始めた経緯は明らかでない。
アトランタ警察によると、走行中の車から発砲した22歳の男が25日、アトランタ東郊で逮捕された。殺人や暴行の罪に問われる見通しだ。
警察責任者は同日の記者会見で、「この人物が短時間で逮捕されたことに拍手を送るつもりはない。事件が起きたこと自体に激怒している」と述べた。今後さらに、ほかの容疑者らの行方も追う構えを示した。
アトランタのディケンズ市長は24日の記者会見で、市内で撃たれた6歳未満の子どもは今年すでに3人目だと指摘した。
今月12日には市西部の民家で、1歳児が別の子どもに撃たれて死亡。警察は1歳児の母親を殺人容疑で逮捕した。19日には車2台の間で起きた撃ち合いに巻き込まれ、別の車に乗っていた5歳児が撃たれた。子どもは一命を取り留め、容疑者2人が現場で逮捕された。