体重200キロ超のクロクマ「ハンク」、民家に押し入る被害続出 米カリフォルニア州

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雪についたハンクの足跡を地元警察の警官の足と比較/South Lake Tahoe Police Department

雪についたハンクの足跡を地元警察の警官の足と比較/South Lake Tahoe Police Department

米国立公園局によれば、被害は主に21年夏~秋にかけて発生した。この時期のクマは冬眠に備えて体脂肪を蓄えるため、たくさんの餌を食べ続ける。

CDFWによれば、ハンクは人を怖がらなくなり、餌を求めて人間とかかわるようになった。大きな体を利用して玄関ドアやガレージのドアを壊し、家の中に侵入しているという。

昨年10月にはカリフォルニア州の女性が、タホ湖北部の自宅に押し入って台所を荒らした別のクロクマに襲われて負傷していた。

住民とクマの安全を守るためには、クマを別の場所に移すか、施設での飼育または安楽死という選択肢がある。

地元の保護団体BEARリーグは駆除に対して懸念を示し、州外の野生生物保護施設で受け入れる用意があるとCNN提携局のKCRAに話している。

CDFWは、もしもハンクを捕獲できれば州外の施設に移す可能性を検討する意向。18日現在、ハンクの居場所は不明だが、数日前にタホキーズ地区で道路を歩いていたという目撃情報があるという。

同局は住民に対し、引き続きクマに注意して、食品の保管や廃棄は責任を持って行うよう呼びかけている。

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