ベラルーシ国境線で米軍部隊にドローンが接近、米国防総省
(CNN) 米国防総省当局者は28日までに、ウクライナ戦争に関連し、米軍がロシア軍の「兵器」、特にドローン(無人機)と近接の距離で遭遇する事例が複数回起きたことを明らかにした。
ウクライナと接するベラルーシの国境線近くでドローンが米軍部隊の一部に近づく事例が2件あったと報告。
同当局者はウクライナ戦争に関する記者団への状況説明で、ドローン接近で米側に被害はなかったものの、「実際に起きた事柄だ」と強調した。
米側が警戒態勢を高めたり、準備していなかったりしたことはないとも説明。
このドローンがベラルーシあるいはロシアのものなのかには触れなかったが、「どちらにしろ我々はドローンの接近を脅威と受け止める」とした。