米大使館職員、キーウに復帰 ロシアによる侵攻後初めて
(CNN) 米国のクリスティナ・クビエン大使代理と大使館職員は8日、ウクライナ首都キーウ(キエフ)に戻った。2カ月以上前にロシアによるウクライナ侵攻が始まってから、キーウの大使館に職員が復帰するのは初めて。
キーウにある在ウクライナ米大使館は、ロシアの軍事行動に対する懸念が強まったことを受けて、2月中旬に閉鎖されていた。職員の一部はウクライナ西部のリビウに移動となり、隣国のポーランドに越境して、ウクライナに通勤するなどしていた。ロシアによるウクライナ侵攻が始まった2月24日にリビウでの業務も停止された。
米国のブリンケン国務長官は4月下旬にキーウを訪問した際、大使館職員をウクライナに復帰させると発表していた。大使館職員は発表後、リビウへの移動を開始していた。
8日には米国のジル・バイデン大統領夫人もウクライナを電撃訪問した。