米独立記念日パレード中に銃乱射、6人死亡 犯人逃走 シカゴ郊外

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レーク郡の警官が事件の起きた通りを歩く=4日/Brian Cassella/Chicago Tribune/AP

レーク郡の警官が事件の起きた通りを歩く=4日/Brian Cassella/Chicago Tribune/AP

銃撃の発生でパレードの参加者数百人が現場から逃げ出した。地元や州の警察、連邦捜査局(FBI)を含む連邦機関が出動し、重武装した警官が市街を警戒。狙撃銃を持った警官も建物の屋根に配置された。

父親とともにパレードに参加していた女性によると、参加者は当初、破裂音を花火の音と勘違いしていた。その後「何かがおかしいと感じ、父をつかんで逃げ出した。突然、私たちの後ろの人もみな逃げ始めた」という。近くで少女が銃撃を受けるのも目撃したという。

銃暴力に関するデータを収集する非営利団体「ガン・バイオレンス・アーカイブ(GVA)」によると、今年に入って銃乱射事件はこれで308件目。7月に入ってからは11件、4日だけでも3件起きている。GVAは銃撃犯を除く4人以上が撃たれた事案を銃乱射事件と定義している。

多数の警官が出動した=4日/WBBM
多数の警官が出動した=4日/WBBM

先月25日にはバイデン大統領が数十年で初となる銃の安全に関する主要な連邦法案に署名していた。主張の対立が目立つ論点で、同法案の成立は超党派での重要な成果となっていた。

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