米シカゴ郊外の銃乱射、死者7人に 容疑者についてわかったこと
インターネットに暴力的な内容の投稿
クリモ容疑者は主要なストリーミングサービスで「アウェーク・ザ・ラッパー」の名前で音楽を投稿していた。不吉な歌詞や銃暴力のアニメのシーンがある音楽映像を作り、投稿していたものとみられる。
ある映像では、容疑者に似せた棒線画の銃撃者がライフル銃で攻撃するアニメが登場し、様々な色の髪に顔にタトゥーがある容疑者が「私はそれをやる必要がある。これは私の運命だ」とナレーションしている。
別の映像では、容疑者に似た棒線画の人物がうつぶせで自分の血の海に倒れ、銃を抜いた警察に囲まれる様子が描かれていた。
当局はこれらの映像の検証を進めている。事件前には映像の存在を把握していなかった。
ハイランドパークのロータリング市長はNBCテレビの番組で、こうした映像は「だいぶ前から惨劇を起こす計画や欲望があったことを示している」と語った。
ユーチューブやスポティファイは容疑者とつながりのあるコンテンツを削除した。CNNは両社に規約違反のコンテンツとしての事前の通報の有無や削除時期について質問したが、両社とも回答を避けた。
CNNはアップルミュージックやアマゾンミュージック、タイダル、パンドラにも同様の質問を送ったが、回答は得られていない。