米シカゴ郊外の銃乱射、死者7人に 容疑者についてわかったこと
おじ「危険な兆候なかった」
ロータリング市長は以前ボーイスカウトのリーダーを務めていたときに、クリモ容疑者を知っていた。
CNNに対し「何年も前、彼は物静かな小さな少年だった」と述べ、容疑者の写真を見てタトゥーからこの少年だとわかり、悲しい気持ちになったと語った。「何がこのような地点に彼を導いたのかわからない」とも話した。
容疑者のおじは、おいが容疑者と知り胸が張り裂ける思いで、「彼がこんなことをしそうな兆候はなかった」と語った。
おいを最後に見たのは事件前日の3日夜で、自宅のリクライニングチェアに座ってコンピューターを見ていて「すべてがいつも通りだった」という。
おじによると、クリモ容疑者は新型コロナウイルス流行前は飲食チェーン店に勤務していたが、現在は無職だという。過去に暴力や懸念を抱く行為に及んだ姿は見たことがなく、「物静かな」人物だったという。
容疑者の父親は市長選に出馬したことがある。おじは犠牲者の家族を思うと「胸が張り裂ける」と語った。