ジル・バイデン夫人とウクライナ大統領夫人、ホワイトハウスで面会
ワシントン(CNN) ウクライナのオレナ・ゼレンシカ大統領夫人は19日、米ホワイトハウスを訪問し、バイデン大統領とジル夫人の歓迎を受けた。20日にはジル氏や米当局者らとの会談に参加する予定。
19日、ホワイトハウスに到着したオレナ氏が車両から降りるとバイデン氏は大きな花束を手渡した。またジル氏とオレナ氏は抱擁を交わした。
ホワイトハウスは両氏の会談について、米国による継続的なウクライナ政府及び同国民への支援を巡る内容になると述べた。両氏とも自国の民主主義を守り、ロシアによる戦争が人間にもたらす甚大な影響に対処している。こうした影響は今後数年に渡って続くとみられる。
オレナ氏はジル氏との非公開の会談に臨んだ後、ハリス副大統領の夫ダグラス・エムホフ氏、リンダ・トーマスグリーンフィールド国連大使、イソベル・コールマン国際開発庁副長官、ビクトリア・ヌーランド政治担当国務次官、ビベック・マーシー公衆衛生局長官と二者協議を行う。
大統領夫人同士の会談では、米国によるウクライナ向けの人道支援の継続や、戦争犯罪等の残虐行為を犯した人々の責任を問う必要性について議論するという。
ジル氏とオレナ氏は5月、前者のウクライナ訪問の際に初めて直接面会していた。