新型コロナ再陽性のバイデン夫人、陰性を確認
(CNN) 新型コロナウイルス感染後にいったん陰性になった後、再び陽性反応を示していたバイデン米大統領の妻ジル氏は、29日までに陰性が確認され、30日中に首都ワシントンへ戻る見通しとなった。ジル氏の広報担当者が明らかにした。
ジル氏はサウスカロライナ州で夏休みを過ごしていた15日に風邪のような症状を示し、新型コロナ陽性の判定を受けて、米ファイザー製の抗ウイルス薬パクスロビド(日本では「パキロビッドパック」)を服用した。
ジル氏は21日にいったん陰性となり、別荘のあるデラウェア州へ移動してバイデン大統領と合流。しかし24日に再び陽性になり、別荘で隔離を続けていた。
大統領は濃厚接触者にあたるが、先週の検査では陰性だった。
パクスロビドを投与されて陰性になった数日後、再び陽性となる「リバウンド」と呼ばれるケースが一部にみられる。大統領も先月、新型コロナに感染してこの薬を服用し、リバウンドを経験していた。