「研究室で小包爆発」は作り話か 大学職員を逮捕 米マサチューセッツ州
通報を受けてキャンパスには避難指示が出され、多くの捜査要員らが出動する騒ぎになった。
だが当局が捜査したところ、容器と脅迫状に破損の形跡は見当たらなかったうえ、容疑者のパソコンから脅迫状とまったく同じ文面のデータが見つかった。容疑者は捜査員に長袖をまくって腕のけがを見せたが、その袖にも損傷はみられなかった。
また研究室内にいた学生は調べに対し、容疑者の声以外に音は聞こえなかったと話した。
検察はこうした事実に基づき、容疑者がうそをついたと結論付けている。
大学側は4日、同容疑者はもはや職員ではないとする声明を出した。