米、大規模な対ウクライナ支援を決定へ ストライカー戦闘車両を初供与か
カール国防次官(政策担当)は18日、記者団に対し「我々が検討しようとしているのは、機甲、機械化部隊の妥当な組み合わせだ」と述べた。
ただ、ウクライナが繰り返し要請してきたM1エイブラムズ戦車や長距離ミサイル「陸軍戦術ミサイルシステム(ATACMS)」は今回の発表には盛り込まれない見通し。米国は火砲や高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」の弾薬を追加供与するとみられている。
米国の対ウクライナ安全保障支援では今月上旬に発表された30億ドル超のものが過去最大で、ブラッドレーの初供与もこの中に盛り込まれた。それ以前には昨年12月下旬に発表された18億5000ドル規模の支援が最大だった。