米、大規模な対ウクライナ支援を決定へ ストライカー戦闘車両を初供与か

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歩兵の輸送能力を持つ装甲車「ストライカー」/Paulius Peleckis/Getty Images

歩兵の輸送能力を持つ装甲車「ストライカー」/Paulius Peleckis/Getty Images

(CNN) 米国がウクライナに対する計25億ドル(約3200億円)相当の大規模軍事支援を最終決定する見通しであることが分かった。ストライカー戦闘車両が初めて盛り込まれるという。次回の支援について説明を受けた情報筋2人がCNNに明らかにした。

情報筋の一人によると、支援内容はまだ最終決定していないものの、週内に発表される可能性がある。

新たな支援は昨年2月の開戦以降で最大のものの一つとなり、ブラッドレー歩兵戦闘車の追加供与も盛り込まれる見通しだという。ストライカーと合わせ、米国がウクライナに供与する装甲車は大幅に拡充される。

このほか、耐地雷・伏撃防護車両(MRAP)もリストに含まれているという。米国は既に500両近いMRAPをウクライナに送る約束をしている。

ストライカーは歩兵の輸送能力を持つ装甲車。国防総省が今月初めて供与を発表したブラッドレーに比べ軽量で、速度も速い。英国が供与を約束した戦車やフランスやドイツからの他の装甲車も合わせ、ウクライナに機械化能力をもたらすことになる。

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