ハワイで遊泳の男性、サメに襲われ負傷 自力で泳いで無事救助
(CNN) 米ハワイ州のハワイ島で、遊泳中の60歳の男性がサメに襲われて負傷した。地元当局が明らかにした。
ハワイ消防救助隊の発表によると、男性は現地時間の19日午後0時40分ごろ、ハワイ島のアナエホオマル湾で遊泳中、海岸から180メートルほど離れた海上でサメに襲われた。
男性は自力で泳いで船にたどり着き、同船の乗員が男性を引き揚げて、救急隊が現場に到着するまで止血措置を施した。
男性は左手と片脚をサメにかまれて負傷しており、現地の病院に搬送された。現在の容体は分かっていない。
アナエホオマル湾はハワイ島の西側にあり、シュノーケリングなどの人気スポットがある。
男性を襲ったサメの大きさや種類は分かっていない。
全般的には、人がサメに襲われる確率は依然として低い。フロリダ州自然史博物館の国際シャークアタックファイルによると、2021年にサメが挑発されずに人を襲った件数は世界で73件、挑発されて人を襲った件数は39件が確認されている。