キャンプ場で行方不明の男児、2日後に保護 雪を食べてしのぐ
(CNN) 米ミシガン州のキャンプ場で行方不明になった8歳の男児が、丸2日後に無事保護された。木の下にもぐり込み、残雪を食べてしのいだという。
地元警察によると、男児はウィスコンシン州から家族とともにキャンプ場を訪れていた。
6日午後にまきを集めに行ったまま戻らず、警官150人以上が出動して上空や水上からも捜索した。現場一帯は雪が残り、一部の道路は通行止めになっていた。
男児は山道をたどって歩き続けたが、やがて道が途切れ、その場で待つのがベストだと判断した。枝や葉で体を覆い、雪のきれいな部分を口に含んで水分を取った。
8日午後になって、キャンプ場から約3.2キロの地点でボランティアの捜索チームに発見された。健康状態は良好で、すでに家族に合流したという。