潜水艇不明、米海軍が18日に圧壊音検知 捜索チームに伝達
潜水艇の尾部などの残骸は、タイタニックの船首から約490メートル離れた場所で、遠隔操作型の無人探査機によって発見された。タイタニックは大西洋の海底約4000メートルに沈んでいる。
行方不明になっていた潜水艇「タイタン」は18日、タイタニックの残骸を探索する目的で潜水を開始した。運航会社のウェブサイトによると、この探索ツアーは「日常生活の外に踏み出して、本当に非日常的な何かを見つけるチャンス」と銘打たれ、参加費は1人当たり25万ドル(約3500万円)に上った。
だが、タイタンは潜水開始から1時間45分後に母船との通信が途絶え、予定通り浮上することはなかった。これを受け、カナダ東部ニューファンドランド島の沖合数百キロの海域で大がかりな捜索救助活動が行われていた。