砂漠の祭典「バーニングマン」、主催者が車両通行止め解除 豪雨で立ち往生の参加者らが「脱出」開始
午後2時に発表した更新情報の中で、主催者側は気象状況の改善や路面が乾きつつあることに言及しつつ、現場は依然としてぬかるんでおり、場所によっては走行が難しい場合があると指摘。急いで会場を出ようとせず、バーニングマンのスタッフに配慮するよう求めた。スタッフらは懸命の取り組みによって現行の「集団脱出」を可能な限りスムーズかつ安全に進めようとしているという。
4日正午の時点で、約6万4000人が会場に残っていると主催者は述べた。参加者に対しては、仮設の街からの出発を5日に遅らせることを検討するよう強く呼びかけてもいる。そうした判断が「大規模な渋滞」を防ぐ助けになるとしている。
国立気象局(NWS)のデータによると、会場周辺では1日午前から2日午前にかけて、平年の2~3カ月分に相当する約20ミリの雨が降った。砂漠では少量の雨でも洪水になることがある。