イスラエルから米国人1500人が退避 政府チャーター便で
(CNN) 米国務省は17日、イスラエルにいた米国人とその家族合わせて約1500人が、これまでに米政府のチャーター便で出国したと発表した。
国務省の報道官によると、米政府は13日以降、米国人と近親者の退避に向けて民間機の限られた座席数を補充するため、航空機と船舶のチャーター便で計5000席あまりを提供してきた。
同報道官によれば、これまでに提供したほとんどの便が定員の半分以下で運航している。
イスラム組織ハマスがイスラエルに攻撃を仕掛けた7日以降、米政府にはイスラエルにいる数千人の米国人からオンラインや電話で連絡があった。退避の支援を希望する場合は詳細な情報を送ると全員に通知したが、出国を望まないケースも多いという。ただし、具体的な人数は公表されていない。
米政府が手配した便は少なくとも22日まで、イスラエルのベングリオン国際空港から順次出発する予定だという。