米メーン州銃乱射、容疑者の男を遺体で発見 情報筋
(CNN) 米メーン州ルイストンで25日に起きた銃乱射事件で、米陸軍予備役の容疑者が遺体で発見されたことが分かった。複数の情報筋が明らかにした。自らの頭部を銃で撃ったことによる傷が死因とみられる。
これらの情報筋によると、ロバート・カード容疑者(40)はルイストンから約13キロ離れたリスボン近郊の雑木林で遺体で見つかった。
カード容疑者の捜索は2日間にわたって行われ、住民に屋内退避命令が出されたり、学校や企業が一時閉鎖されたりする事態になっていた。
25日の事件ではボウリング場とレストランの2カ所が襲撃され、18人が死亡、13人が負傷した。米国内の銃乱射事件としてはテキサス州ユバルディで昨年起きた事件以降、最悪の規模となった。
メーン州警察は米東部時間午後10時に記者会見を開く予定。
捜査当局の複数の情報筋によると、容疑者が犯行に使用したとみられる銃は合法的に購入された。容疑者は数日後に入院し、精神鑑定を受けるよう指示されたという。