登山者が100メートル滑落、たまたま居合わせた救助隊が救出 米オレゴン州
PMRのフェイスブック投稿によると、女性はけがをしていて自力で動けない状態だった。救助には別の非営利ボランティア団体「クラグ・ラッツ」も協力した。
女性は担架で運ばれて午後9時半に駐車場に到着し、病院に搬送された。保安官事務所によれば、病院で手当てを受けて帰宅したという。
ブラウンさん本人は、脳振盪(しんとう)と診断され、腕や脚にあざがあるものの、骨折はしていないと説明。「私を助けてくれたPMRとクラッグ・ラッツの皆さんに心から感謝します」「命の恩人です」とコメントしている。
PMRは冬山登山の危険性について「日が短く気温が低いので、雪がとても硬くて凍結する傾向があり、ルートは勾配が激しく困難になる。凍結した状態での下山は登頂よりもずっと難しい」とアドバイスした。