紙おむつに隠した実弾17個、米空港検査で発見 「汚れたおむつの新定義」
(CNN) 米ニューヨーク市のラガーディア空港で、乗客のかばんの中から赤ちゃん用の紙おむつにくるまれた実弾17個が見つかった。
同空港の保安検査場で20日、米運輸保安庁(TSA)のX線検査機のアラームが鳴り、男性乗客の機内持ち込み手荷物を調べた結果、9ミリの実弾が隠されているのが見つかった。
TSAは発表の中で、この発見を「『汚れたおむつ』の新定義」と形容。「この男性は次のフライトのため空港へ向かう前に、手荷物詰めの防弾計画が必要になりそうだ」とコメントしている。
乗客はアーカンソー州に住む男性で、当初はなぜ実弾を詰めたおむつが自分のかばんに入っていたのか分からないと話し、その後、交際相手の女性が入れたに違いないと主張したという。
TSAは港湾警察に通報し、男性は実弾の不法所持で検挙された。
港湾局は、20歳の乗客を実弾の不法所持で検挙したことを確認した。
TSAは21日からの12日間を、空港の利用者が増える年末年始の旅行ラッシュ期間と位置付けている。