通報で出動の23歳警官、銃撃され死亡 容疑者も遺体で発見 米オハイオ州
(CNN) 米オハイオ州北東部ユークリッドで警察官が銃撃されて死亡する事件があり、現場から逃走した容疑者の男が12日、死亡しているのが見つかった。
ユークリッド警察によると、死亡したのはデショーン・アンソニー・ボーン容疑者(24)。当局の12日の発表によると、警察官が射殺されたユークリッドから15キロほど離れたシェイカーハイツの民家で容疑者の遺体が見つかった。
容疑者は11日の事件後、徒歩でシェイカーハイツへ逃走したと思われ、警察が行方を追っていた。
警察官のジェイコブ・ダービンさん(23)は現地時間の11日午後10時ごろ、通報を受けて駆け付けた民家で銃撃されて死亡した。
警察に通報した女性は、自分と自分の母親に危害を加えると、子どもの父親から脅されたと訴えていた。恐らく容疑者は近くにいると女性が話したことから、駆け付けた警察官が裏庭を探そうとしたところ、容疑者に銃撃された。
ダービンさんは銃弾を浴び、病院に搬送されたが死亡した。ほかの警察官にけがはなかった。
ダービンさんは婚約していて7月に挙式を予定していた。警察官になったのは昨年7月。父もユークリッド警察の警察官だった。
オハイオ州のマイク・デワイン知事は12日、ダービンさんをしのんで半旗を掲げるよう指示した。