リネン会社で従業員が銃乱射 2人死亡、3人負傷 米ペンシルベニア州
(CNN) 米ペンシルベニア州フィラデルフィア西郊のチェスターで22日に銃撃があり、2人が死亡、3人が負傷して病院に運ばれた。当局では職場での発砲事件としている。
地元警察幹部によれば、容疑者は近くの街で逮捕された。銃撃は同日午前、リネン専門店のデラウェア・カウンティー・リネンの施設で発生した。デラウェア郡の検察が明らかにした。
検察が記者会見で述べたところによると、容疑者は銃器を携帯して職場に現れ、同僚の従業員に「当たり散らした」という。
米団体「ガン・バイオレンス・アーカイブ」のデータによれば、今年1~5月に全米で発生した銃乱射事件の数は少なくとも168件。同団体とCNNは、4人以上の被害者が出た銃撃事件を銃乱射事件と定義している。
チェスターのルーツ市長は、容疑者について「不満を抱えた、現役の当該企業従業員」と説明。米国での銃撃事件の多発は「悲劇であり、止めなくてはならない」と述べた。