教会のミサに銃を持った少年が侵入 米ルイジアナ州
(CNN) 米ルイジアナ州南部アブビルの教会で11日、初聖体拝領式の最中に銃を持った10代の男が教会の裏口から侵入する出来事があった。参列者が即座にその男を外に連れ出し、警察に通報した。教会と警察が明らかにした。
アブビル警察によると、通報を受けた警察が教会に駆け付け、容疑者を確保した。警察署で保護者立ち会いのもとで取り調べを受けた後、容疑者は病院の精神科で診察を受けたという。
警察は、この10代の男が「テロ行為」と、未成年者による銃器所持2件の罪で起訴されたと明らかにした。
教会によると、容疑者が取り押さえられてから「さらなる危険がないことを確認するため、警察当局が教会に入ってきた。これは当然ながらパニックを引き起こした」という。
オンラインで配信された礼拝の動画によると、参列者が席を立ち始め、まだ祈りをささげている司祭の声が群衆の音で聞こえなくなっている。防弾チョッキを着た武装警官が教会内に立ち入り、司祭と助祭が祭壇の後ろに身を隠した。参列していた少年らは次々と教会から走り去っていった。
同教会は今後行われるすべてのミサに制服を着た警官を配置すると発表した。