介護施設で「臨終」の女性、葬儀場で生存確認 米ネブラスカ州

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亡くなったとして運ばれた女性が息をしているのが確認された米ネブラスカ州の葬儀場/KOLN

亡くなったとして運ばれた女性が息をしているのが確認された米ネブラスカ州の葬儀場/KOLN

(CNN) 米中西部ネブラスカ州の葬儀場で3日、介護施設で臨終を迎えたとして運び込まれた女性(74)がまだ息をしていることに、スタッフが気づいた。女性は病院へ運ばれ、今も生きているという。

現地の保安当局者が3日午後の記者会見で語ったところによると、女性は州都リンカーン近郊の介護施設で同日午前9時44分に死亡したとされ、同市内の葬儀場に運ばれた。

女性は死期が近いとの診断でホスピスケアを受けていたことから、検視官による確認は不要と判断された。

ところが、葬儀場で遺体を台に安置しようとしたスタッフが呼吸に気づき、同11時45分に緊急通報した。

女性のその後の容体は明らかでない。家族は連絡を受け、保安官当局が介護施設を訪ねるなど詳しく調べている。現時点で事件性は認められないという。

同当局者は、介護施設が今回の経緯を踏まえ、死亡確認の新たな手順を定める必要があるかどうかを検討するだろうと述べた。

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