米加州デスバレーで50度観測、西部で高温続く見通し

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米ネバダ州ラスベガスで頭から水をかぶり暑さをしのぐ男性/L.E. Baskow/Las Vegas Review-Journal/Tribune News Service/Getty Images

米ネバダ州ラスベガスで頭から水をかぶり暑さをしのぐ男性/L.E. Baskow/Las Vegas Review-Journal/Tribune News Service/Getty Images

(CNN) 米西部で危険な熱波が拡大している。観測史上最高気温を記録した地域もあるほか、熱関連疾患のリスクも深刻化している。

猛暑による被害は既に出ており、米各地で先週末以降、高温に関連する疾患で複数の人が死亡したり、病院に搬送されたりする被害が出ている。

カリフォルニア州の大半や米南西部では熱波が既にピークに達したものの、こうした地域では少なくとも週末にかけて季節外れの暑さが残り、太平洋岸の北西部にも暑さが広がるとみられる。

カリフォルニア、ネバダ、アリゾナ、ユタ、ニューメキシコの各州では1600万人以上を対象に猛暑警報が出されている。大半の警報は7日限りとなる見通しだが、ラスベガスやカリフォルニア州デスバレーでは8日まで警報が維持されそうだ。

カリフォルニア州とアリゾナ州、ネバダ州では6日、同日の観測史上最高気温が更新されるケースが相次いだ。

カリフォルニア州デスバレーでは1996年に記録した同日の最高気温約50度を更新。同州フレズノでは最高気温が約42度に達し、121年前の記録に並んだ。

米国境警備隊や地元消防当局によると、テキサス州からニューメキシコ州にかけての米メキシコ国境地帯では今週、高温が原因で移民とみられる6人が死亡したという。

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