バイデン米大統領、銃規制強化の成果をアピール
バイデン氏は同法について「銃による暴力を減らし、命を救うために作られた。それ以来私たちが成し遂げてきた大きな進歩をとても誇りに思う」と力説した。
一方で、バイデン氏は、司法省が同法に基づき500件以上の新たな訴追を行ったことを発表しなかった。ホワイトハウスは演説に先立ち記者団にこの発表を予告していたが、バイデン氏はこのことをより幅広く取り上げることを選んだ。
ホワイトハウスは、演説で訴追件数への言及がなかった理由についてコメントせず、演説の全体的なメッセージに言及。報道官はCNNに「バイデン大統領は、犯罪の抑制と違法な銃の撲滅に対する政権の成果を強調した」と語った。
バイデン氏は、銃購入者全員の身元調査、安全を脅かすとみなされる人物から法執行機関が銃を没収できる取り締まり法の強化、アサルトウェポンの禁止を推進してきた。バイデン氏は再選された場合、これらの取り組みを優先すると述べている。
一方、トランプ前米大統領は、バイデン政権が進めてきた銃規制を撤回すると約束している。