米最高裁判事宅前で保安官の車強奪未遂、18歳男撃たれ負傷

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米連邦最高裁判所のソトマイヨール判事/Jahi Chikwendiu/The Washington Post/Getty Images/File

米連邦最高裁判所のソトマイヨール判事/Jahi Chikwendiu/The Washington Post/Getty Images/File

(CNN) 米国の法執行機関当局は11日までに、首都ワシントンにある米連邦最高裁判所のソトマイヨール判事の自宅近くで任務に就いていた連邦保安官補の車を、18歳の男が強奪しようとし保安官補に撃たれる事件が起きたと報告した。

この捜査内容に通じる関係者はCNNの取材に、場当たり的な犯行とし、同判事の自宅などとの関連性はないとみられるとした。保安官補の車には所属の組織名などを示すものはなかったという。

事件は先週発生したもので、裁判所文書によると、男は未明の時間帯に保安官補の車に近づき、車窓を通じて銃を突きつけていた。しかし、保安官補が携帯の銃を取り出して反撃し、数発を容疑者の口部分に撃ち込んだという。この後、保安官補は容疑者に応急手当てを施していた。

容疑者は病院へ運ばれ、手当てを受けたが、命に別条はない。武装しての車両強奪などの罪に問われる見通し。

この保安官補は、ワシントン内での発砲事件に関与した全ての法執行機関当局者を調べる首都警察の内務調査部門の捜査を受けているという。

首都警察によると、ワシントンでは今年、車両強奪事件が約260件発生している。

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