違法薬物所持の男、空港検査で1週間に2度摘発 米シアトル・タコマ空港
(CNN) 米税関・国境警備局(CBP)は、米ワシントン州のシアトル・タコマ国際空港で同じ乗客から1週間で2回にわたって違法薬物を没収したと発表した。
発表によると、今月14日、オランダのアムステルダムから到着した米国人の男(43)に対する2次検査で、液体と粉末のケタミン約5.4キロと、コデイン約900グラム、ガンマヒドロキシ酪酸約85グラムが見つかった。
薬物は消毒用アルコールなど別の製品用のボトルに入っていた。
男は逮捕され、シアトル港湾警察に引き渡された。
その後間もなく保釈された男は、今度は英ロンドン行きの便に搭乗しようとして、税関・国境警備局が預け入れ荷物の中から約230グラムのケタミンを発見した。
男はワシントン州法に基づき、ケタミンを流通させる目的で所持していた罪に問われている。
当局が薬物を没収した件数は今年に入って4万3000回を超えている。