トランプ陣営、マスク氏との対談で1億4700万円の資金調達と発表
(CNN) 米国のトランプ前大統領の選挙陣営は13日、前日に米起業家イーロン・マスク氏との間で行ったX(旧ツイッター)上の対談を受けて100万ドル(約1億4700万円)の資金を調達したと明らかにした。
同陣営によると、対談を開始から終了まで聴いたXユーザーは2500万人。ライブ配信中はざっと150万人が同時視聴していたという。
トランプ陣営の広報担当者を務めるスティーブン・チェン氏は、「メディアは嘘(うそ)をつくこともあるが、数字はそうではない。米国民はトランプ大統領の話を聞きたがっており、同氏の勢いは(投票日の)11月5日が近づくにつれ強まる一方だ」と指摘した。
12日夜の対談は、技術的な問題で予定より40分遅れて始まった。マスク氏とトランプ氏は友好的な会話の中で互いを称賛。トランプ氏は選挙戦での自身の論点に改めて数多く言及した。
CNNの報道によれば、2時間を超える対談の中でトランプ氏は少なくとも20の誤った主張を行った。
チェン氏は「トランプ大統領は今後もあらゆる手を尽くして自身の台本のないメッセージを直接人々に届けようとするだろう。フェイクニュースのメディアがやろうとしないことだ。(民主党大統領候補の)カマラ・ハリスは報道陣から隠れるのを許されているが、トランプ大統領はイーロンの招待を受け、自らの米国第一の政策について編集無しで語った。有権者と、世界中の人々に向けて」と述べた。