ロシア軍機、1週間で4度探知 米アラスカ州沖

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米アラスカ州の近郊を飛行するTU142哨戒機などロシア軍機をNORADが探知した/Sasha Mordovets/Getty Images/File

米アラスカ州の近郊を飛行するTU142哨戒機などロシア軍機をNORADが探知した/Sasha Mordovets/Getty Images/File

(CNN) 北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は17日までに、1週間の間に、アラスカ州の近郊を飛行するロシアの軍用機を4度探知したと明らかにした。米ロ間の緊張が高まるなか、ロシア軍が活動を活発化させているとみられる。

NORADによれば、4度全てでロシア軍機はアラスカ州の「防空識別圏(ADIZ)」の国際空域にとどまって飛行し、脅威とはみなさなかったという。

NORADが最初にロシア軍機2機をインターセプトしたのが11日。13日にロシア軍のTU142哨戒機2機を探知した。翌14日には「IL38」哨戒機2機を探知。15日にもアラスカ州近郊を飛行する2機のIL38をインターセプトした。

NORADによれば、ロシア軍機は米国の領空にもカナダの領空にも侵入していない。ロシア軍機は「定期的」にADIZに進入しており、直近では5月と7月にもインターセプトしていた。

NORADは今夏、ロシア軍機2機と中国軍機2機をアラスカ上空でインターセプトした。ロシア軍機と中国軍機が共同飛行していたのをインターセプトしたのはこの時が初めてだった。

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