北朝鮮へ越境の米兵、有罪認める 1年の拘禁と不名誉除隊
(CNN) 昨年韓国から北朝鮮に越境した米兵が20日、脱走と暴行の罪を認め、1年間の拘禁と不名誉除隊を言い渡された。
陸軍の声明によると、トラビス・キング被告はテキサス州フォートブリスで開催された軍法会議で有罪を認めた。罪状は脱走1件、下士官への暴行1件、上官に従わなかった罪3件。
キング被告はまた、下士官で最下位のE1に降格となった。陸軍によると、拘束後の勾留期間も刑期に算入される。
キング被告は統一軍事法典に基づき、脱走や児童ポルノ所持、下士官への暴行、上官への不服従など14の罪に問われていた。弁護士によると、このうち一部の罪状については、司法取引の一環で取り下げられたという。
CNNは先月、キング被告が有罪を認める見通しになったと報じていた。