トランプ氏、銃撃現場の町で集会 マスク氏が応援演説

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トランプ前大統領とハグするイーロン・マスク氏=5日、米ペンシルベニア州バトラー/Evan Vucci/AP

トランプ前大統領とハグするイーロン・マスク氏=5日、米ペンシルベニア州バトラー/Evan Vucci/AP

(CNN) 米共和党の大統領候補、トランプ前大統領は5日、7月に銃撃を受けた現場のペンシルベニア州バトラーで集会を開いた。トランプ氏への支持を表明している起業家のイーロン・マスク氏は応援演説で、民主党勢を民主主義の脅威と位置付け、トランプ氏への投票を呼び掛けた。

トランプ氏が銃撃事件の後、バトラーを訪れたのは初めてだった。

同氏は「ちょうど12週間前、まさにこの場所で、冷酷な暗殺者が私の口を封じ、最も偉大な運動を封じようとした」と演説。事件で撃たれて死亡した元消防士に弔意を表し、大統領警護隊(シークレットサービス)に感謝すると述べた。

同氏はまた、この8年間ずっと反対派の妨害を受けてきたと主張した。「かれらは私を中傷し、弾劾(だんがい)し、訴追し、候補から除外しようとした。ひょっとして、殺そうとまでしたのか」と根拠を示さずに語り、「それでも私は皆さんのために戦うことをやめなかったし、今後も決してやめることはない」と力説した。

マスク氏は応援演説で、有権者登録の期限が迫っているとして登録の推進を呼び掛け、「投票しなければこれが最後の選挙になる」と警告した。

さらに、反トランプ派が「皆さんの言論の自由を奪い、武器保有の権利、有効に投票する権利を奪おうとしている」と危機感をあおった。

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