米デルタ航空でまた密航者、離陸前に機内で発見 米シアトル

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米ワシントン州のシアトル・タコマ国際空港に駐機するデルタ航空の旅客機/Kent Nishimura/Getty Images/File

米ワシントン州のシアトル・タコマ国際空港に駐機するデルタ航空の旅客機/Kent Nishimura/Getty Images/File

(CNN) 米ワシントン州のシアトル・タコマ国際空港でクリスマスイブの24日、ハワイ行きのデルタ航空便に密航しようとした人物が見つかって警察に逮捕された。

デルタ航空では11月にも、ニューヨークのJFK空港から国際便に乗り込んだ密航者がパリで発見される騒ぎが起きたばかりだった。

デルタ航空によると、騒ぎが起きたのはホノルル行きのデルタ航空487便。離陸に向けて滑走路を移動中に機内で密航者が発見され、同機はゲートに引き返した。

米運輸安全委員会(TSA)によると、この人物は搭乗前の標準的な検査を通過しており、禁止品目は所持していなかった。身元確認や搭乗の手続きはすり抜けていて、搭乗券を持たないまま同機に乗り込んでいた。

しかしこの人物が機内で発見されたことから同機はゲートに戻り、問題の人物を降ろした。

シアトル港湾警察は現地時間の24日午後1時5分ごろ、「不審な状況」に関する通報を受けて同空港のゲートに出動。監視映像を手がかりにこの人物がターミナルのトイレにいることを突き止め、不法侵入の容疑で逮捕した。

同機の乗客はTSAの指示で全員がいったん降りて保安検査場に戻り、検査をやり直した。

デルタ航空によると、同機は定刻より2時間15分遅れでホノルルに向けて出発した。

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