行方不明の小型機と特徴合致する機体発見、搭乗者10人全員死亡 米アラスカ州

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米沿岸警備隊はXへの投稿で、「不明機と特徴が合致する機体」を発見したと明らかにした/USGC Alaska

米沿岸警備隊はXへの投稿で、「不明機と特徴が合致する機体」を発見したと明らかにした/USGC Alaska

(CNN) 10人を乗せて6日に米アラスカ州上空で消息を絶った航空機と特徴が合致する機体が発見され、搭乗していた10人全員の死亡が確認された。沿岸警備隊が7日に明らかにした。

機体は同州ノームの南東約54キロの地点で見つかったという。

ベーリング航空が運航するこの機体は、ウナラクリートからノームに向かっていた。アラスカ州警察によると、両都市ともアラスカ州西部に位置し、ノートン湾によって隔てられている。沿岸警備隊によれば、機体は沖合約19キロの上空で位置が分からなくなった。

沿岸警備隊はX(旧ツイッター)で、事故により影響を受けた人々に哀悼の意を示した。

沿岸警備隊のベンジャミン・マッキンタイアコーブル少佐は7日の記者会見で機体について、現地時間の6日午後3時18分前後に「何らかの事象に見舞われ、高度と速度を急速に失った」と説明した。

現地の視界は7日午前に改善し、ノーム空港上空は午前10時前後の時点で晴れ。気温は氷点下15度前後だったという。州兵と沿岸警備隊はヘリコプターや輸送機を派遣して捜索を支援していた。ノームのボランティア消防局が明らかにした。

消防局によると、搭乗者の遺族には既に事故の通知が届いている。搭乗者の氏名は公表されていない。州警察によれば、搭乗者は全員成人だという。

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