米上院、マクマホン氏を教育長官に承認 プロレス団体の元トップ

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自身の指名公聴会に出席するリンダ・マクマホン氏=2月13日、ワシントン/Jacquelyn Martin/AP

自身の指名公聴会に出席するリンダ・マクマホン氏=2月13日、ワシントン/Jacquelyn Martin/AP

(CNN) 米上院は3日、教育長官にリンダ・マクマホン氏を充てる人事を賛成多数で承認した。マクマホン氏はプロレス団体WWEの元最高経営責任者(CEO)で、共和党の大口献金者でもある。

賛成51票、反対45票だった。トランプ大統領の政権が始まって以降で人事が承認されたのは今回で22人目。

トランプ氏はかねて、教育省の廃止を優先課題に掲げている。トランプ氏は、マクマホン氏が同省の規模縮小や廃止に向けた取り組みを主導することで「失職すること」を望んでいると語った。

スーン上院院内総務は採決に先立ち、マクマホン氏を称賛し、同氏と協力して、官僚主義を抑制し、州政府や地方自治体に権限を与え、優れた教師に自身の好きなことや得意なことをさせるのを楽しみにしていると語っていた。

マクマホン氏は、右派系シンクタンク「アメリカ第一政策研究所」で要職を務めたほか、第1次トランプ政権では中小企業庁長官も務めていた。

トランプ氏が教育省の廃止を繰り返し求めるなか、マクマホン氏は同省の廃止を監督する任務を負う可能性がある。だが、教育省の廃止には議会の決議が必要となるため、同省全体を取り除くのは難しそうだ。

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