トランプ氏、プーチン氏と18日に協議 すでに資産分割の話し合い進む
(CNN) 米国のトランプ大統領は16日、ロシアのプーチン大統領と18日に協議を行う意向を明らかにした。ロシア・ウクライナ戦争の終結に向けた交渉団はすでに「特定の資産の分割」について協議しているという。
トランプ氏は「ロシアとの関係は順調に進んでいると思う」と述べ、発表できることがあるかどうかは18日までに分かるだろう、プーチン氏とは18日に話をすると語った。フロリダ州にある私邸「マール・ア・ラーゴ」からホワイトハウスに戻るエアフォースワン(大統領専用機)の機内で記者団に明らかにした。
トランプ氏は週末に多くの取り組みが行われたとし、「戦争を終わらせることができるのか見てみたい。終わらせることができるかもしれないし、できないかもしれない。だが、十分にチャンスはあると思う」と語った。
トランプ氏は、交渉には土地や発電所に関する協議が含まれるとし、「多くの土地が戦前とは大きく異なっている」と述べた。進行中の協議にはすでに「特定の資産の分割」に関するものも含まれているという。
ロシア大統領府は先週、米国の交渉団がさらなる協議のためにロシアを訪問すると述べたが、参加者の詳細については明らかにしなかった。
トランプ氏は、米国が提案した30日間の停戦案をウクライナが受け入れたとし、交渉のボールはロシア側にあると述べていた。