トランプ氏、合意なければ「爆撃」 イランとの核協議
(CNN) 米国のトランプ大統領は、イランとの核開発をめぐる協議で、合意に達しない場合にはイランに対して爆撃や追加関税を実施する可能性があると警告した。
トランプ氏はNBCニュースの電話インタビューに答え、「もし合意に達しなければ爆撃が行われるだろう」と語った。
イランのペゼシュキアン大統領は30日、急速に進む核開発計画をめぐって、米国との交渉を拒否した。トランプ氏はイランの最高指導者ハメネイ師に対して書簡を送っていたが、ペゼシュキアン氏の発言はトランプ氏による交渉の呼び掛けに対するイラン政府の最初の反応となった。
トランプ氏は第1次政権のときと同様に経済的な圧力をかける可能性も示唆した。「もし合意に達しなければ、4年前と同じように二次関税を課す可能性がある」
トランプ氏は第1次政権の時にイランなどと結んだ核合意から離脱した。この合意は経済制裁の緩和と引き換えにイランの核開発計画に厳しい制限を課すものだった。