トランプ氏、習主席との会談に意欲 米中間の緊張高まるなか
(CNN) 米中間の貿易摩擦が激しさを増す中、米国のトランプ大統領は、中国の習近平(シーチンピン)国家主席との会談に意欲を示した。
トランプ氏は、記者から習氏との会談を検討しているかと質問を受け、「もちろんだ。彼は友人だし、私は彼が好きだ」と答えた。
トランプ氏はまた、ホワイトハウスでの別のイベントで、「中国は取引を望んでいると思う」との見方を示した。トランプ氏は、中国が米国製品に報復関税を課したことを受け、中国に対する関税率を125%に引き上げると発表していた。
トランプ氏は複数の大統領令に署名した後に記者の質問に応じ、「日本、韓国、その他の国々もここに来ている。我々は彼らと会おうとしている」と述べた。ただ、それがワシントンにそれらの国の政府関係者が訪れているという意味なのか、今後の会談が予定されていることを示唆したものかについては明言を避けた。トランプ氏はここ数日、日本や韓国が米国に交渉団を派遣しているとも述べていた。
トランプ氏がSNSで、中国を除く国々に対する「相互関税」の90日間の一時停止を承認したと投稿した後、米市場は急騰していた。